8月28日(土)に行われる自民党大阪市会議員団による団体仕分け「ザ・チェック3」に向けて25日、港湾関係の外郭団体である株式会社等の視察に行き本番に備えた。勉強会も幾度となく重ねた。今度もオーバーワーク・・・
私が主に担当する団体は、大阪港埠頭ターミナル㈱と㈱大阪港トランスポートシステムの2社。
写真は農林水産省の指定を受けて小麦のサイロを4基持っている前者の視察時にとったもの。サイロなどというものが大阪港にあることさえ市民の99%は知らないのではないだろうか。歴史的経緯から見ても、なぜ小麦と石炭と鉄鋼だけの荷役や保管などを今なおやっているのかがわからない・・・というところから始まった。容易ではない。
話は変わるが、このザ・チェック2と3の間に大阪市による事業仕分けが8月21・22日の2日にわたって行われた。その時は、構想日本という公認会計士や企業コンサルなどの専門職軍団によるプロの仕分けを、大阪市の事業が直接受けたわけだが、傍聴に行って事業の内容や規模感などがどうもはっきりとは伴っていないうように感じた。民間の経営感覚でのメスを入れるのは大いに賛成だが、でも採算だけを考えると絶対もうからない施策はすべて切り捨てられてしまうことになる。
我々が目指すべきは行政の役割を理解しつつも、採算性の無駄、方向性などに間違いがないかどうかをわれわれの市民目線で検証することにある。
中身が分かってしまうとなかなか仕分けができないが、そこは市民利益・市民感覚で判断する。このことにしっかりと軸足を置いて仕分ける。
ところで、この記事を投稿している9月1日の前日に大阪維新の会が団体仕分けを大阪市役所特別委員会室で行なった。傍聴席には橋下知事ほか維新の幹部府議会議員がずらり。あらかじめWEB上では仕分け結果案が数日前に提出されており、パフォーマンス以外の何物でもない。おまけに知事が市役所にやってきて、やりとりを聞きもしないで「これほど大阪市役所がひどい組織だとは思わなかった。中略。僕は改革のプロなので要請があれば改革の提言を平松市長にしてあげてもよい」という趣旨のコメントを記者のぶら下がりに答えたという。
ただ、私自身は傍聴に入っていないから分らないが、仕分け人の席上に仕分けのための資料がほとんどなかったという。われわれは2回目・3回目とも相当量の関係資料でうずもれながらやった。このことからもわかるように、歴然と自民と維新の同じ「仕分け」においても取り組む姿勢の差異を分かっていただけると思う。
★われわれは無駄を撲滅し、収支不足を何とか補おうという趣旨での市政改革への提言として事業・団体仕分けを手間ひまかけて行った。
★維新の会は、大阪市役所の解体をめざすため、市職員の天下りを批難し、外郭団体の数を減らすという結論ありきでマスコミ衆目を意識して団体仕分けをやらされた。
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